東京土建一般労働組合 練馬支部

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【13.03.09】「フクシマを忘れない」

2年目の今…

 3月には早い夏日の陽気となった9日、全国からの参加者も含め、明治公園は多くの人で埋め尽くされました。その数1万5000人。
 女優木内みどりさんの司会で、始まったメイン集会は、呼びかけ人の方々の挨拶やメッセージが続きます。頭上を飛ぶヘリコプターは、「正しい報道をする会」が市民のカンパで運行。リポーターは俳優の山本太郎さんで、インターネットで同時配信がされているとのことでした。
 これまでの道のりの中でどれだけの人が亡くなったか。人間の生活すべてが破壊されても経済が大事という人がいる。そんな政治家はいらない。
 (鎌田慧さん)
 自分自身に約束しているはず、どんなことがあろと後ずさりしない、と。私たちは力強く、タンタンと、確実に毎日を反原発デーにする。(落合恵子さん)呼びかけ人の皆さんの熱い言葉で会場がひとつになります。
 新しいスニーカーをはいてきた大江健三郎さんは、「なかったことにしようとする人達と闘う。もう一台も稼動させない。完歩するために努力する。」と。決意で結びました。
 海外からや、福島から非難生活をしている方のメッセージが続き、福島の高校生が、「福島がカタカナの『フクシマ』になってしまった。早く漢字の福島に戻して欲しい。」といった言葉が重く響きます。2年を迎えた今。『福島を忘れない』脱原発の闘い・運動も正念場です。渋谷コースと代々木コースに分かれてのパレードで、土曜の午後の賑わう沿道の人達へアピールをしてこの日の行動は終了しました。

パパとママとわたし達の未来のために

 翌日10日は、2つの行動です。
 地元練馬では、春日町長谷川ちびっこひろばをスタートに平成つつじ公園まで「さようなら原発ねりまアクション」のパレード。主婦の会の皆さんを中心に19人が「こどもを守ろう」「原発いらない・命を守ろう」のプラカードと黄色い風船を持って歩きました。途中から参加をする家族連れもあり、昨年秋より多い270人の参加者は、集結地点に着く頃はさらに多くの人の輪になっていました。

 午後からは、「首都圏反原発連合主催の0310原発ゼロ☆大行動」日比谷公園一帯は、原発反対の色とりどりの旗を掲げた人、人、人の波です。集会が行われる日比谷野外音楽堂はすぐに満席。入りきれない人達が公園いっぱいに、デモへの出発を待ちます。
 今回は、集会後に各省庁前を回ってデモをし、国会裏にて請願書を渡しました。昨日に引き続き全国からの参加も増え、4万人の参加者が24の艇団に別れてのデモ。夕方からは、国会前大行動が行われ、霞ヶ関一体に、原発ゼロを求める人達のうねりが巻き起こりました。この日は支部独自の取り組みとして、国会前に練馬支部の旗を高く掲げてきました。