東京土建一般労働組合 練馬支部

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【13.04.09】自衛隊を「銃刀法違反で告発」

子どもに銃を触らせないでの願いかなう

 4月8日に「自衛隊をウオッチする市民の会」は練馬区北町にある自衛隊第一師団に「練馬駐屯地祭でおこなわれている子どもに銃などの武器を触らせたり、操作を教えるのは銃刀法違反でありやめること」を求めて要請行動をおこないました。さらに、10日には「銃刀法違反」で地検特捜部に刑事告発をおこないました。そして、ついに11日自衛隊はついに「武器を触らせることを中止する」と発表し、14日におこなわれた催しでは展示している銃の周りにロープがはられ「この中に入らないで」となりました。
 以前も違反で送検の事件もこの問題では以前、テレビ番組でタレントが猟銃を持って「重いですね」といってディレクターや関係者が銃刀法違反で送検されたこともある問題です。警視庁も地下鉄にポスターで「けん銃を持つな持たすな社会の目」として啓蒙活動をおこなっています。
 毎年おこなわれている駐屯地祭で自衛隊は近所の小学生・中学生を招いて、銃の操作を教えたり、戦車に乗せたり、迷彩服を着せたり、さまざまな「体験」をおこなわせていました。
 この間、自衛隊は3・11以降、昨年は「白昼、銃を持ったレンジャー訓練生が道路を行軍」する問題や「災害訓練」として区役所に泊り込むなど、市民の中に入り込む行為がエスカレートしています。
 「ウオッチの会」は安倍政権が憲法の改定をもくろむ中で「自衛隊員の命と人権を守ることも必要」として、今後も自衛隊の監視活動をおこなっていくとしています。