東京土建一般労働組合 練馬支部

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【13.06.09】田植えツアー TPP問題を学習

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共同購入を広げよう
 バスで約5時間かかる遠い土地から来た私たちを、よそものを見る目で出迎えた水田の小さな生き物達。子供の頃にもどったように、彼らの住みかに足をつっこんで、私たちの田植え体験がスタートしました。無我夢中で苗を植えていくと、何もなかった水田があっという間に一面緑色に。もう足腰はクタクタなはずなのに、とても満足気な表情で私たちは水田をあとにしました。
 約四年ぶりに開催された今ツアーでは、田植え体験の他に、TPP問題や食の安全に関する学習を行いました。おきたま産直センター組合長の渡沢さんを講師にむかえ、生産者という立場からの想いをお話し頂きました。「TPPに参入すればもっと食の安全がおびやかされる。」、「農業生産者人口の減少が深刻である。」また、3・11の震災時に、被災地の方々にお米を送って大変喜ばれたという経験から、今後地震などによる緊急の事態に、私たち組合員への食料の保障を約束すると答えてくださいました。
 私たちがおきたま産直センターの方々とお米の共同購入の取り組みを開始して以来、最大で年間64トンあった購入量も昨年は13トンと、年々減少し続けています。過去にお米不足が社会問題となった際に、私たち組合員に優先的にお米を送ってくださったおきたまの方々の強い熱意を感じたこの2日間を通して、「おきたまの方々の熱意に答えていきたい。」と参加者の方々より感想が述べられました。