東京土建一般労働組合 練馬支部

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【13.08.28】原水爆禁止2013年世界大会に参加して

【新豊玉分会・伊藤 慶一郎】
 8月7日から三日間、長崎で行われた原水禁世界大会に参加してきました。大会に参加してきました。大会に参加して、改めて原爆の怖さ、恐ろしさを考えさせられました。広島・長崎以降の戦争には原爆は使用されていないという事実、唯一の被爆国であり、数えきれない程の被害者が出てしまったという現実、日本人の強い所は現状を肯定して、それに連なる過去も受け入れることができた。だから戦後復興を遂げて今の日本があるのだと思います。練馬区は昭和58年に非核宣言をしました。しかし、それ以降これといった行動をしていません。これから先、みんなが平和に暮らせる様に積極的に自治体と協力して行動していくことがとても大切だと思いました。これから先、こういうような武器を使わないですむ世の中になる為に、語り継いだり呼びかけたりする場を作らなければいけないと思いました。戦争は人と人が始めます。相手を思いやる心があれば争いごとは必ずなくなります。一人一人は無力でもみんなが一つになれば大きい力になる。この気持ちを忘れずにこれからも活動していきたいと思います。

【桜台分会・武田 知之】
 8月7日から9日まで、原水爆禁止世界大会の為、長崎に行って来ました。
 我が練馬からは、土建組合から3名、他の団体からの参加合わせて23名で現地に乗り込みました。
 長崎公民館には世界18ヶ国からの代表と、日本中からの様々な団体の代表団総勢約6500名が集結、開会式が始まりました。
 二日目はそれぞれのテーマに別れた分科会に分散、私は「 映像の広場 」に行き、映画を二本見ました。上映終了後、二本目の映画監督のオリバーストーンが会場に現れ盛大な拍手で迎えられ、自由な質問に答えていました。
 その後、練馬代表団は原爆資料館に集合、様々な写真、資料、遺品などを見て回りました。
 三日目の閉会式は様々な団体が壇上で核廃絶、反原発を訴え、盛大な拍手で会場の皆の心が一つになったのを確認し、閉会しました。
 核を手離さないアメリカの、その核の傘に守られている日本はアメリカに対する過剰な配慮により、安倍政権はNPT再検討会議準備委員会で提出された核兵器の非人道性を訴える共同声明に署名しませんでした。唯一の被爆国である日本が真っ先に核廃絶を訴えなければならないのにこんな事が許される筈はありません。
 他の署名した国々、広島、長崎の被爆者達は怒っています。
 平和への誓いを訴え続ける決意を新たにした3日間でした。