東京土建一般労働組合 練馬支部

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【14.04.09】山形おきたまなう。

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種籾の温湯処理

 山形県も少しずつ春の訪れが感じられる気温となりました。
 そんな時期に行われているのが、農薬を使わない種籾の殺菌方法として取り入れている『温湯処理』です。専用の機械を使い、乾いた状態の種籾を、60~62℃のお湯に7分程浸して行う殺菌法で、その後水で冷します。これは農薬で消毒した時のように殺菌効果が続くわけでは無く、未処理の種籾と一緒に置いたりすると、そこから菌がうつってしまうので、処理後も注意が必要です。温度が高いと茹でたようになってしまうし、温度が低いと殺菌がされない。こうした手間をかけて殺菌された種は雪溶け後の大地に根付き、本格的な春の訪れを待ちます。